夏休み

  • 2019.07.30 Tuesday

  •  西宮サドベリーには、春・夏・秋・冬休みが16日間ずつあります。

     

     サドベリースクールなので、これももちろん生徒の子達の参加するミーティングで決定された事です。

     生徒の子達の意見だけだと、「サドベリーに毎日来たいから夏休みなんかいらない」「夏休みはゆっくりしたいから1ヶ月くらい欲しい」など、意見が分かれるのですが、サドベリーのミーティングではスタッフも1票を持って、学校運営の面からの意見を入れたりするので、それも含めた「スクールとしてのベストな決定」として、現在の長期休暇があります。

     

     

     みんなで決定した長期休暇には、みんなそれぞれに意図があったりするのですが、スクール運営面から見た長期休暇の意味について書いてみたいと思います。

     

     サドベリースクールは、とても素晴らしい学校です。

     でも一方で、子ども達の総合的な学びを考えると、サドベリーの学びだけで全てが足りるとは考えていません。

     子ども達は、サドベリースクールでの学びを中心として、家でのいろいろな経験やサドベリー以外の時間での様々な体験を総合してはじめて、バランスのとれた知識やスキルを身につけることができるのです。

     

     西宮サドベリースクールの長期休暇は、春・夏・秋・冬休みが1年の中でバランスよく取られていて、また16日間という長さは、ちょっと自然の中でキャンプに行くとか、海外にショートステイするとか、サドベリー以外の時間を有効に使うことができる長さが取られています。

     

     子ども達は、サドベリースクールのある「オン」の期間は、サドベリーの学び環境で自分がやりたいことをどんどん追求していく、長期休暇のサドベリー「オフ」の期間は、日頃はできないような魅力的な学びをする。

     

     

     サドベリースクールでの学びを中心として、バランスのとれた学びを身につけていってくれれば、と思います。

     

     

     

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    サドベリーの学びに優劣はない

  • 2019.07.23 Tuesday

  •  西宮サドベリーでは毎日、子どもたちの数だけ多種多様な学びが行われています。

     その中には、狭い目線で見ると「勉強」に見えるものも、「遊び」に見えるものも、存在しています。

     

     けれども、サドベリーの学びには、優劣はないのです。

     大事なのは、「子ども本人がサドベリーでの自分の学びに満足しているか」なのです。大人から見た「学びの綺麗、汚い」ではありません。

     

     また、多種多様な学びには、自分の夢に向かって「一つのことをどんどん追求している」子も、ふらふらと「ちょっとやってはすぐに違うことに手を出す」子もいます。

     これまた大人達は、「一つのことをどんどん追求している」のを良く思ったりしてしまいますが、サドベリーでは「その子自身がどう学んでいきたいのか」が全てなのです。

     

     子ども達は、大人を喜ばせるために学んでいる訳ではありません。

     自分のやりたい事をやるために、自分に必要なものを身につけるために、「自分のために」学んでいるのです。

     

     

     西宮サドベリーの特徴の一つに「プロジェクト」があります。子ども達が追求したい学びを、スクールの学び予算を使って、専門知識やスキルを持った方に教わったりすることができます。

     

     そうなると、サドベリーの保護者の方でさえも、ついつい「せっかくサドベリーに入学したんだから、プロジェクトをしなきゃ」と子どもに提案する人がいてたりします。

     けれども、サドベリーの学びには優劣はないのです。子ども本人が今の自分の学び方に満足していて、プロジェクトが必要ないのならば、それで良いのです。

     

     

     また、スクール広報のジレンマとして、一般の人向けに広くサドベリーの魅力を伝えていこうとすると、どうしても多くの人が共感できる「綺麗な学び」が表面的に出ることになってしまいます。

     たまにスタッフとしても反省することもありますが、サドベリーとしてそれを良しとしている訳ではなくて、「その子自身がサドベリーの中でやりたい事をやれているか」が本質なのです。

     生徒の子達には、そのメッセージを繰り返し伝えていきたいと思っています。

     

     

     狭い目線での「勉強、遊び」ではなく、「学びの綺麗、汚い」「大人ウケが良い悪い」でもなく、本当なところで「子ども本人がやりたい事をやる」。

     

     サドベリーの学び環境が最高なのは、こういう事だと思っています。

     

     

     

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    サドベリーQ&A

  • 2019.07.17 Wednesday

  •  今回は、よく聞かれるサドベリースクールの質問について、いくつか答えていこうと思います。

     

     

    Q. 西宮サドベリースクールは、学校法人ですか? 学歴はどうなりますか?

     まだまだ日本では、新しい教育に対する法整備が遅れているため、サドベリースクールをはじめ、シュタイナー、フレネ教育なども学校法人とはなってません。

     なので西宮サドベリースクールでは、一般社団法人の法人格を有しています。

     これに関して、法律的な問題は全くありませんのでご安心ください。

     

     学歴に関しては、サドベリースクールで法的な卒業資格を出すことはできませんが、サドベリーで自分の学びをどんどん追求して、大学や専門学校へ進学したい場合は、サドベリー在学中に自分のペースで高卒認定試験を受けていくことで、問題なく受験可能です。

     サドベリーに入学することで、学歴に関して大きな問題は起こっていません。

     

     

    Q. 在籍している生徒の年齢、性別の分布はどうなっていますか?

     西宮サドベリーの対象年齢は4-19歳、現在の在籍の生徒では7-18歳の年齢となっています。また性別では、現在は男の子の方が多いです。

     みなさんけっこう年齢や性別を気にされるのですが、サドベリーの環境は年齢・性別ミックスな環境なので、入学検討している子と同じ年齢・性別の子がどれくらいいるか?よりは、その子に合う子達がどれくらいいるのか?の方が大事になってきます。

     このあたりを体験でチェックしてもらえたらと思います。

     

     

    Q. サドベリーで基礎学力はつくのですか?

     これもよく心配される事柄です。

     一言でいうと、全く問題はありません。

     

     サドベリーでの学びは、その子がやりたい事を追求していく、形となっています。

     なので、その子が自分に必要なことは自分で学び、身についていくのです。

     

     また、サドベリーは本来的な自然なシステムで、大人の社会にちかい環境となっているので、社会で必要とされる知識やスキルは、そのままサドベリーの中でも必要とされてきます。

     サドベリーの中できちんとやっていけている子達は、社会の中でもやっていける子達なのです。

     

     

    Q. 専門的な学びをする場合はどうなりますか?

     子ども達が自分のやりたい事を追求していく中で、いろいろな分野の専門的なサポートが必要となってきます。

     その場合は、その子が追求したい学びで「プロジェクト」を企画することで、専門的な施設を使う・教わる、専門的な知識やスキルを持っている人にスクールに来てもらって教わる、ことが可能です。

     プロジェクトにかかる費用は、子ども達が管理する「学び予算」から獲得することとなります。

     

     

    Q. 好きなことだけやっていて大丈夫ですか?

     サドベリーで、子ども達は自分が好きなことをどんどん追求しています。

     全てに共通していることとして、何かをどんどん追求していくと、その周りのことも理解していないと、その先には進めなくなってきます。

     実は、一つの事を追求していたからと言って、その事しか知らない、とはならないのです。

     これは、各分野のトップの人達や、専門家を見れば理解できます。

     

     また、「自分が好きなこと」はその子に適性やスキルが向いていることがほとんどです。

     現在の多種多様な生き方や仕事が存在する中で、「自分が好きなこと」をひとつの基準にするのは、とても意味があります。

     

     

    Q. サドベリーの卒業生の進路はどうなってますか?

     サドベリースクールの卒業生の進路は、本当に多種多様です。それぞれの子が自分がなりたいものを追求していくので、子ども達の数だけ進路があるという感じ。

     日本のサドベリーを出た子達の進路を書いてみると、自分のやりたい事をさらに追求するために大学や専門学校へ進学、会社員で就職、ミュージシャン、世界一周・日本一周旅行、YouTuber、無農薬で農業、料理屋さん、雑貨屋さん、教育関係での仕事、などなど。

     

     いちばん歴史の長い、ボストンのサドベリーバレースクール(Sudbury Valley School)では、卒業生の追跡調査で1冊の本になっています。「The Pursuit of Happiness- The lives of sudbury valley alumni

     

     サドベリーの卒業生の子達に共通しているのは、大人になってからの今の自分の人生に満足しているという比率がとても高いこと。

     進路がどうか?よりも、子ども達の人生においてはこちらの方が大切に違いありません。

     

     

     以上、サドベリーのQ&Aをまとめてみました。

     

     

     

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    人間関係

  • 2019.07.09 Tuesday

  •  サドベリースクールでの人間関係は、とてもシンプルで本来的です。

     別に友達を100人作らなくてもいいし、1人が好きな子は1人で好きなことに没頭することもできます。

     いろんな人と繋がりたい子は、スクール内にとどまらず自分が興味のある分野の人たちにどんどん会いに出掛けていくこともできます。

     

     また、サドベリースクールには4-19歳の子たちが年齢ミックスな環境でいるので、4歳の子が16歳の子と、男の子が女の子達と、とても仲良くしていたりします。年齢も性別も関係なく「本当に自分が一緒にいたい」子と一緒に居てるのです。

     

     逆に、嫌いな子とは一緒にいる必要はありません。

     無理に仲のいいふりをする必要もないので、「お前のこと嫌いやーー」とあっけらかんと言ってたりもします。

     無理に仲良くする必要がないので、人間関係がこじれることもありません。

     とても分かりやすい関係が、サドベリーにはあります。

     

     

     小さい頃、もともと仲の悪かった2人の子。

     その頃、無理に一緒にさせられることがなかったら、お互いがそれぞれに成長して大きくなったら、とても仲良くなっていたりすることもあります。「実を言うと、昔はお前のこと嫌いやってんけどなーー」と2人で仲良く話していたりします。

     

     また別の14歳の子。

     「俺の音楽の友達がなーー、」という話をしていて、話が進んでいくと、その友達はスクール外の30代の大人の人だった、ということが分かったり。

     ひと回り以上も年の離れた人に対しても、お互いが興味で繋がって意気投合していれば、「友達」と呼べるのには、その子の人間関係の無限の広さと可能性を見ました。

     

     

     さらに。

     サドベリースクールで作った人間関係は、とても本来的なものなので、仲のいい子達はスクールにいてる間だけではなくて、スクールを卒業してからも、ずっとずっとその仲は続いていきます。

     

     サドベリースクールの環境で子ども達は、とても自然な形の人間関係を経験することができるのです。

     

     

     

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    日本人が苦手な英語

  • 2019.07.03 Wednesday

  •  日本人は、英語が話せない、ちょっと苦手感がある、という人がとても多いです。

     僕も英語は好きですが、コミュニケーションを取れるくらい読み書きできるかと言われると、全然です。

     

     その理由。

     中学校の授業として、英語を教えられるからだと思います。

     もちろん、苦手な人の中にもそれが理由でない人もいるでしょうし、逆に授業で習って好きになった人もいるでしょう。

     でも、日本人がこれだけ英語ができないのは、中学校の授業の英語の原因は大きいと思います。

     

     まず中1の時点、13歳で「英語が必要だ」「英語を喋れるようになりたい」「英語の原書を読みたい」という子は、ほんのほんの僅かでしょう。1%もいないんじゃないかと思います。

     そんな流れで英語をはじめて、間違うと授業で正されて、テストで点を取るために勉強する。

     当たり前に考えて、そんな流れで、英語が得意になったり、英語に好意を持ったりするのは、無理でしょう。

     

     そして、本当に英語が必要になる、大人になってからのビジネスや、英語の本を読んでみたくなった、英語の曲を聴きたくなったタイミングでも、「英語は苦手」「こんな簡単なところからやり直すのは恥ずかしい」とかになってしまうのです。

     

     

     一方。

     ひと昔前になりますが、韓国ドラマが流行った時、日本のおばちゃん達はすぐに韓国語をモノにしていきました。

     

     その理由。

     興味を持つ、本当に必要になるまで、やらなかったからです。

     韓国ドラマに熱中のおばちゃん達は、韓国に旅行に行ってドラマの現地を見たいと思う、愛している俳優さんのドラマを吹き替えではなくオリジナルの韓国語で見たいと思う、など、本当に韓国語をやりたいと思っているタイミングです。

     本当にやりたいこと、必要なことには、大人になってからも、その人のその時点での最大限の学び能力が発揮されます。

     

     さらに、韓国語を習うときに、おばちゃん達は、どんなに簡単なところから教えられても、「こんな簡単なところからやるのは恥ずかしい」とは思いません。

     それまで全くやってなかったので、ゼロから純粋に、韓国語を学ぶことができました。また、韓国語に対する苦手意識も持っていません。

     

     だから、おばちゃん達は、すぐに韓国語を覚えることができたのです。

     

     

     サドベリースクールの子ども達も、おばちゃん達と同じ環境で学んでいます。

     興味を持つ、必要になるまで、やりません。

     その代わり、興味を持つ、必要になったら、それが大人になってからでも、ゼロから純粋に、最大限の学び能力で身につけていくことができるのです。

     

     そんな自然に生き方、学び方を、サドベリーの子達はしています。




    西宮サドベリースクール

    西宮サドべリースクールは、
    4〜19歳の子ども達を対象とした
    テストなし、時間割なし、
    子どもたちによる学校運営の
    21世紀スタイルの民間の学校です。
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